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さまざまな感染症がなかなか「終息」しないのはなぜか?

* 感染症でまなぶ日本と世界の歴史(飯島渉 (著)ほか)
人類史に刻まれた感染症の痕跡は,かくも深かったのか。
COVD-19からエイズを経て日本住血吸虫症まで,感染・発病のメカニズムだけではなく,感染症に映る貧困や差別の歴史が豊富な事例とともに詳述されている。人間と動物,医学と歴史学,日本史と世界史に複数の橋をかける挑戦的な研究法と教育法に,私は知的興奮を禁じえない――藤原 辰史(歴史学者,京都大学人文科学研究所)

<コロナ、デング熱、エムポックス、マイコプラズマ肺炎…さまざまな感染症がなかなか「終息」しないのはなぜか?>
 昨年(2023年)5月の感染症法上5類移行以降、コロナウイルス感染症は通常の医療体制で対応されている。ただ、今年の夏も全国的な感染拡大の波は続いている。現在は、変異株「KP.3」による第11波を迎えているとされる。
 一方、デング熱、エムポックス、マイコプラズマ肺炎など、さまざまな感染症が流行する恐れも出てきているが、これらの感染症はなかなか終息しないと考えられている。今回は、感染症の現状や今後の見通しなどについてみていこう。
2024.9.6・(篠原 拓也:ニッセイ基礎研究所主席研究員 兼 気象変動リサーチセンター チーフ気象変動アナリスト)・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83036

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