<毎日社説:「GDP600兆円超え 国民の実感伴わないまま」>
この社説は、批判一辺倒であり、もう少し建設的な視点が必要ではないでしょうか。円安是正の必要性についても触れるべきではなかったでしょうか。
もちろん、アベノミクス後半の失敗は否定できませんし、岸田政権がその経済政策をうまく継承できなかったことも事実です。しかし、では具体的にどのような経済対策が求められるのでしょうか、毎日新聞はそれを提示できているでしょうか。
「首相の退陣表明で、経済の再生は新政権に持ち越された。規模のアピールではなく、暮らしを底上げする政策こそ優先すべきだ」とありますが、「暮らしを底上げする政策」とは具体的に何を指すのでしょうか? 給付金や減税といった短期的な「ばらまき」政策に終始するなら、岸田政権と何も変わりません。国民の生活に直結する実効性のある対策をもっと具体的にわかりやすく求めるべきです。
<毎日社説:「GDP600兆円超え 国民の実感伴わないまま」>・2024/8/18
https://mainichi.jp/articles/20240818/ddm/005/070/102000c
<産経主張:「GDP600兆円 消費が支える成長確実に」>・2024/8/20
https://www.sankei.com/article/20240820-HCZYIJN45RLZBGPWZES556WE7Q/