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「日本は終わった!」という悲観論と「日本はすごい!」という自画自賛論

* それでも強い日本経済!(エミン・ユルマズ (著))
日本人は「悲観論」から脱却すべき!
テレビで活躍中のトルコ人エコノミストが分析する、日本経済の未来!
新冷戦、通貨危機、日本破綻、不況etc.
米中貿易戦争、米ロ対立構造、くすぶり続けるシリア内戦、北朝鮮問題、見えない日本経済のデフレ脱却への道・・・・・・。
世界経済は新冷戦の構造へと変化していると説く著者が、グローバルな視点から今後の世界経済の行方を読み、日本経済がV字回復する道を示す!
野村証券で9年間、さらに四季リサーチに入社、同社グローバルマーケティング担当執行役員という経歴をもつ著者の先見の明やいかに! ?

<拝啓 日本の皆様へ ワシントンから今、伝えたいこと>
 米国の駐日大使を務めたハーバード大学のエドウィン・ライシャワー教授は、世界史において日本が誇るべきことは、非白人、非ユダヤ・キリスト教徒、非インド・ヨーロッパ語族として、初めて近代化を実現し、その普遍性を証明したことだと論じた。帝国主義の時代、日本の指導者と国民が弱肉強食の世界に直面して、主権と独立を確保し、世界に冠たる国家を建設するという全国民的目標を掲げ、殖産興業と富国強兵の政策を推進した結果に他ならない。
 翻って日本の現状を見ると、ライシャワー教授が評価した日本の近代化は、一時期のあだ花に過ぎなかったのだろうか。同教授の後を継いだハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル教授は2020年12月に亡くなるまで、日本の課題を指摘する一方で、「G7(主要7カ国)の中でグローバル化の負の側面に最もうまく対処している」と日本を評価していた。
 その理由として、欧米先進国に比較して国内の経済的格差が限定的なこと、国内の制度、秩序、法治が守られていること、国民の一体感が維持され犯罪が少ないことなどを挙げた。2024年8月15日・秋元諭宏( 米国笹川平和財団会長兼理事長)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/34725

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