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「間違いだらけの電力問題」:「海の力で発電」は実現困難

人口減少社会の中で、社会基盤であるインフラを維持することは簡単でない。行き当たりばったりでエネルギー、電力問題に取り組んでいると、ある日突然電気がこなくなるかもしれない。電気は社会を支える重要なインフラであり、さまざまな視点、角度から電力問題について考えなければならない。

* 間違いだらけの電力問題(山本隆三 (著))
●どうすれば電気代が下がるのか
●停電の危機を回避するにはどうすればよいのか
●温暖化対策と脱炭素の行方はどうなるのか
●電気自動車は広がるのか
●水素を発電に利用できるのか
●電力産業の未来はどうなるのか
<本書の目次>
第1章 エジソンの時代から変わらない発電方式
第2章 世界と日本の発電事情
第3章 増える電力需要、上がり続ける電気料金
第4章 少子化にも影響を与える電気料金
第5章 停電危機はなぜ起きる
第6章 脱炭素時代のエネルギーと電気
 
<「海の力で発電」は実現困難 電気は安く大量に発電し、送電しなければならない>
 2024年の夏は10年に1度の酷暑と言われており、エアコンの使用などによる電気代の上昇が懸念されていたため、政府は8月から電気代・ガス代の補助金を一時的に再開する予定だが、場当たり的な政策に国民からの批判の声も聞かれる。日本が本当に国際的な競争力をもった電気料金を実現するためには、電力政策の早急な見直しが必要となる。本記事では、知っておくべき電気にまつわる知識を、さまざまな角度から解説する。・・・2024年7月19日・山本隆三( 常葉大学名誉教授)・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/34465

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