<朝日社説:「AIの防衛利用 リスクへの備え厳格に」>
防衛省が人工知能(AI)の活用を防衛分野でも推進するための基本方針を策定した。
朝日新聞社説も大筋はこの基本方針、支持していると私は解釈します。
なお、問題は、朝日新聞の社説にあるように、人材の確保だ。
「防衛省・自衛隊は、サイバー専門部隊を27年度までに4千人に拡充し、関連業務を含む要員を2万人体制とする方針だが、社会全体でサイバー人材への需要は増しており、確保は容易ではない。施策の柱にあげる、民間と自衛隊の間で人材が行き来する柔軟な仕組みを本当に実現できるのか。待遇や機密保持を含めた具体策が問われる。」
自衛隊の定員増加でなく、現在の定員の中でのやりくりでは、それは不可能だ。そして処遇の問題もある。果たして計画通りこのサイバー分や定員、各できるのか私は危惧します。
<朝日社説:「AIの防衛利用 リスクへの備え厳格に」>・7月7日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15976804.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<読売社説:「AIの軍事利用 国際ルール作りを先導せよ」>・2024/07/07
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240706-OYT1T50169/