<朝日社説:「自衛隊70年 積み上げた信頼こそ礎」>
社説要旨は次の通り。
1 信頼の積み上げ・自衛隊は災害派遣などを通じて国民から広範な支持を得ており、この信頼を礎として「国民を守る」使命を果たすことが求められる。
2 専守防衛の重要性・憲法9条に基づく「専守防衛」の原則は侵略戦争の反省から生まれ、近隣諸国に対する脅威を与えないという意義を持つ。この原則の重要性は今も変わらない。
3 政策変更への懸念・憲法解釈の変更や防衛政策の転換が国民的合意なく進んでいることは、自衛隊の活動に不可欠な国民の理解や支持を損なう恐れがある。
4 戦争の反省と継承・戦争の反省と教訓を踏まえた自衛隊のあり方をしっかりと組織内で継承し続ける取り組みが必要である。
以上、1はともかくとして、2以下は私には納得できない社説です。日本の自衛隊は、まさに文民統制のもと、その規律など世界に冠たる軍隊です。その軍隊が憲法上明確に規定されていないことが、まさに世界の不思議なのではないでしょうか。
朝日新聞社は、憲法改正反対、相も変わらぬ「専守防衛」の原則を唱える古びた新聞社です。ロシアのウクライナ侵略など何も勉強していない新聞社。そして北朝鮮の核開発、ミサイル開発にどのように対処すべきか何も考えていない新聞社です。そして日本にとって最大の脅威である中国の覇権主義に対する対処についても何も考えていない新聞社です。
日本国憲法を改正し、自衛隊を日本の軍隊として正式に認知する必要があります。そして自衛隊が海外で貢献できるように関係法令等を全面的に見直さなければならない、それが私の意見です。
<朝日社説:「自衛隊70年 積み上げた信頼こそ礎」>・7月2日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15972118.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<朝日新聞デジタル・連載・変貌する自衛隊 創設70年>
https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=2190&iref=com_rnavi_rensai_2
<産経主張:「自衛隊発足70年 国民は頼りに思っている」>・2024/7/2
https://www.sankei.com/article/20240702-EV3GHQCLINM4JN34WTN5R44XHA/
<読売社説:「自衛隊発足70年 幅広い任務こなし信頼深めよ」>・2024/06/30
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240629-OYT1T50222/
<北朝鮮、新型「戦術弾道ミサイル」の試験発射に成功と発表>・2024/7/2
https://mainichi.jp/articles/20240702/k00/00m/030/037000c