<バイオマス発電が原生林を破壊する>
バイオマス発電、資源をどのように利用するのか、そして管理するのか難しい問題???
バイオマス発電、原則的には国産資源でまかなうべき。輸入してそれを利用するときは、輸出先でその資源がどのように管理されているのかしっかりと調査等を行って自然破壊につながることのないよう、厳重管理を。
日本の電力はカナダの原生林を破壊している???、そうであるなら自然保護に厳しいカナダ政府がそれを放置するはずはないのだが???
<バイオマス発電が原生林を破壊する>
先日、二人の森林生態学者、スザンヌ・シマード氏(『マザーツリー』著者)とレイチェル・ホルト氏が来日して、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で原生林がどんどん伐採されて木質ペレットにされている事態を各地で訴えた。
そしてカナダで生産された木質ペレットの半分以上は、日本に輸出されバイオマス発電燃料にされていると。言い換えると、日本の電力はカナダの原生林を破壊して得ているということだ。
驚くのは、それが合法だという点だ。伐採後に再造林していればカナダの法律には触れない。政府はむしろ推進しているという。
バイオマス燃料の9割は輸入
6/21・田中淳夫森林ジャーナリスト・
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c0e56748367f99f997841b75e4ebc4782ebf0fd0