<読売社説:「書店の減少 大切な文化の拠点を守りたい」>
街の本屋で文化を守る、そんな時代ではない。
正直言って街の本屋がなくなってもやむを得ない。
デジタル時代、通販時代、そして図書館、ほんの文化をどのような形で残してゆくべきかは議論が必要。
<読売社説:「書店の減少 大切な文化の拠点を守りたい」>・2024/04/20
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240419-OYT1T50211/
<産経主張:「減る書店 抜本的な支援体制整えよ」>・2024/4/24
https://www.sankei.com/article/20240424-2VUBVCW5SVIPZPOGWYRFDE3JNY/
* 町の本屋という物語: 定有堂書店の43年(奈良 敏行 (著)ほか)
鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。
鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。
いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。
<書籍産業を再生せよ:びっくりするほど遅れている書店と出版ビジネス>・2024.04.30・岡本 裕明・https://agora-web.jp/archives/240429220428.html