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海藻王国で活気づくブルーカーボン

<価格は森林の6倍、海藻王国で活気づくブルーカーボン 養殖コンブも>
自然破壊を起こす太陽光発電より、CO2対策、ブルーカーボンの積極的活用を。
日本全国、海岸線、海藻や海草で覆い尽くせ。

<価格は森林の6倍、海藻王国で活気づくブルーカーボン 養殖コンブも>
 海藻や海草が吸収・貯留する二酸化炭素(CO2)「ブルーカーボン」に着目した取り組みが全国で広がっている。気候変動対策だけでなく、漁業資源の増大や水質浄化にもつながるなどメリットが多いのが特徴だ。吸収されたCO2を売る仕組みも始まっている。
 陸の森林などが吸収するCO2を「グリーンカーボン」と呼ぶのに対し、海の生物が吸収するCO2は「ブルーカーボン」(BC)と呼ばれる。国連環境計画(UNEP)が2009年に報告書で名付け、世界的に注目され始めた。2月24日
https://www.asahi.com/articles/ASS2274WQRDNULFA02R.html?iref=comtop_7_04
 
* ブルーカーボン―浅海におけるCO2隔離・貯留とその活用―(堀 正和 (著, 編集)ほか)
2009年、国連環境計画(UNEP)は、海草などの海洋生物の作用によって海中に取り込まれた炭素を「ブルーカーボン」と名づけた。陸上の森林などによって吸収・隔離される炭素「グリーンカーボン」の対語である。
近年、日本沿岸のアマモ場などが海中だけでなく大気中二酸化炭素を直接吸収すること、アマモ場の堆積物中で数千年もの間、無機化されずに隔離されることなど、これまで二酸化炭素の放出源とされていた沿岸域が、実は吸収源であったことがわかり、つまり「ブルーカーボン」の潜在能力の高さが証明された。本書では、二酸化炭素が大気から取り込まれ堆積物となるまでの物理化学的・生物学的プロセス、社会実装の実例、国際社会への展開までを報告。温室効果ガスの排出量削減のための様々な国際的取組みが行われている中、ブルーカーボンは、わが国にとって大きな切り札となる。

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