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日本人の労働力が世界から注目される理由

2024年、ようやく日本の賃上げが上昇機運。
しかし、これがさらなる物価高をもたらすことのないように、生産性の向上にも努力しなければならない。世界一優秀な日本の労働力、これを日本復活の切り札に。
少子化を吹き飛ばせ、優秀な日本人を世界に輸出せよ。
梅よ増やせよ、マスコミは大合唱を。

* 一人負けニッポンの勝機 世界インフレと日本の未来(宮本弘曉 (著))
「はじめに」より――
半世紀ぶりの世界的インフレにより消費者が悲鳴を上げています。欧米諸国の中央銀行は、急ピッチで利上げに奔走してインフレを抑制しようとしていますが、利上げは経済活動の重しとなります。利上げ行き過ぎると、景気が後退する可能性もあります。
この混沌とした世界経済情勢の中、長年、物価が上がらないデフレに苦しんできた日本も、インフレに転じています。食料品や電気料金など身近なモノやサービスの価格が上昇して、国民の生活に圧迫感が広がっています。生活必需品やサービスの価格が上昇する一方で、給料が上がらなければ、私たちの暮らしはますます苦しくなっていきます。節約志向が強まり、消費が冷え込み、経済活動が停滞する恐れもある中、賃金上昇が焦眉の課題となっています。
このような中、岸田文雄首相も「物価上昇を上回る賃上げ」を掲げています。しかし、日本の賃金は長年にわたり低迷しており、賃上げの実現は容易ではありません。
日本の賃金は過去25年間ほぼ横ばいで、他の先進国に比べて大幅に劣っています。アメリカやイギリスでは賃金が約1・3~1・4倍、ドイツでも約1・2倍になっているのに対し、日本は「世界で一人負け」といえる状況にあります。
本書は、最近のインフレについて深く掘り下げ、その背景や原因、そして将来的な見通しを探ります。「なぜ、世界的に物価が上昇し、中央銀行が利上げに動いているのか?」「なぜ、日本もインフレに転じたのか?」などについてわかりやすく解説します。また、賃上げの問題にも焦点を当て、日本で低賃金が続く原因や、賃金決定要因などについても解説し、日本経済を立て直すために必要な政策や対応についても考えていきます。
<本書の目次>
第1章 50年ぶりの世界インフレに突入する日本
第2章 デフレに襲い掛かった世界インフレ
第3章 先進国で日本だけ「賃金抑制」が続く理由
第4章 「衰退途上国」からどう脱却するか
 
<【日本人がアジアから買われる日】高品質で、しかも安い、日本人の労働力が世界から注目される理由>・4月8日・宮本 弘曉( 一橋大学経済研究所教授)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/33455
 
<今こそ気がつきたい日本が持つ真の実力>2024.04.08・岡本 裕明
https://agora-web.jp/archives/240407063802.html

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