『ルポ 無縁遺骨 誰があなたを引き取るか』
「過去3年半の間に、身元が分かっているのに引き取り手がない死者は10万人を超える。」
やはり私語のことを考えた法律整備の必要な時代。
遺体の引き取り手、成人になったら行政に届け出る制度を？？？
配偶者がいる場合は､強制的に配偶者に
なお、引き取り手がいない場合は、あらかじめ､遺体の火葬等費用、生前に行政に供託金を。
＊ ルポ 無縁遺骨 誰があなたを引き取るか（森下 香枝 (著)）
2022年７月、都内の病院で死去した女優・島田陽子さんの遺体の引き取り手はなく、居住区だった東京都渋谷区が引き取り火葬した。21年度、自治体が遺体を葬ったケースは約8600件に上る。高齢化と孤立化で「無縁遺骨」になる可能性は誰にでもある。その実態と墓じまいの現状を追う。
＜【書評】骨の行方を自分で決める：森下香枝著『ルポ 無縁遺骨 誰があなたを引き取るか』＞
過去3年半の間に、身元が分かっているのに引き取り手がない死者は10万人を超える。家族や親族が引き取らないこうした“無縁遺骨”の数は年々増え続け、無縁納骨堂にずらりと並ぶ。それはすなわち、家族が死や葬祭を担うというこれまでの日本の姿が限界を迎えていることに他ならない――。・・・ 2024.03.22・幸脇 啓子
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/bg900527/