* ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がみた宇宙 2022-23 (岡本典明 (著))
2021年12月に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡。最初のカラー画像が公開されたのは2022年7月でした。この電子書籍は、2022年7月から23年7月までの最初の1年間に公開されたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の画像をまとめたものです。初めて公開されたフルカラー画像から、望遠鏡の科学観測1周年記念画像まで掲載しました。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、地球から約150万km離れた第2ラグランジュ点を周回する軌道で観測を行っています。主鏡の大きさは直径6.5mで、直径1.32mの六角形の鏡18枚から構成されています。集光面積はハッブル宇宙望遠鏡の約6.25倍もあります。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、太陽系の天体から初期宇宙まで、さまざまな天体を赤外線で観測しています。木星や土星、天王星、海王星、さまざまな距離にある銀河、そしてはるか遠い宇宙の果て……。最新・最強の宇宙望遠鏡がとらえた画像の数々をお楽しみください。
<ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が天文学に革命起こす 130億年前の初期宇宙の発見続々>
138億年前の誕生から数億年後の初期宇宙には、重い元素の窒素や多数のブラックホールが予想以上に存在し、星も活発に生まれていた―。誕生後間もなくは軽い元素だけだったとする従来の宇宙像を覆す発見が最近、続いている。立役者は2022年に運用が始まった米航空宇宙局(NASA)のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)。大量の観測データが、天文学に革命を起こしている。・・・2024/2/19
https://www.sankei.com/article/20240219-4H4GZRHAFNNAXFK7HK35OIK3TA/