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チャイナ・エコノミー:異形の超大国と世界へのインパクト

台所やトイレがない家に住み、社会保険に加入できない人たちが2億5000万人。
そんな中国の軍事大国、そして南シナ海での暴走、台湾侵略を公然と口に。

* チャイナ・エコノミー第2版: 異形の超大国と世界へのインパクト──そのファクトとロジック(アーサー・R・クローバー (著), 東方 雅美 (翻訳), 吉崎 達彦 (解説))
中国を正しく知り、考えることは難しい。それは中国国内に関する報道に制限があるから、というだけではなく、人口14億を超える大国が、わずか40年少しの間に劇的な経済成長を遂げ日本の3.5倍以上の規模に至ったことが極めて大きい。そして私たちにはにわかに信じがたいが、現在の体制は、多くの中国国民からも概ね高く支持されている。経済的に強く結びついた隣国で、超大国でもある中国のありよう、そして本質を理解することは、喫緊の課題である。
本書は、2018年に刊行された『チャイナ・エコノミー』の第2版である。同書は日経本紙における、中国経済研究の第一人者丸川知雄氏の書評、解説の吉崎達彦氏、そして多くの研究者、エコノミストたちからも、その読みやすい訳も含め大変な好評を得た。その記述がアップデートされるとともに、一層充実の内容となった新版である。

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