「老い」と「死」は誰にとっても初体験。
歳をとればモーロクする、高血圧他いろんな病気も。
いろんな失敗仕方が無い、馬鹿になって気にしない???
「老人性うつ」に気をつけろ!!!
* 人はどう老いるのか (講談社現代新書・久坂部 羊 (著))
「まえがき」より
老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。(中略)
イヤなことばかり書きましたが、これが老いるということ、すなわち長生きということです。
にもかかわらず、長生きを求める人が多いのはなぜなのか。それは生物としての人間の本能であり、長生きをすればいいこともいっぱいあるからでしょう。
世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれています。曰く、「八十歳からの幸福論」「すばらしき九十歳」「人生百年!」「いつまでも元気で自分らしく」「介護いらず医者いらず」等々。
そのことに私は危惧を深めます。そんな絵空事で安心していてよいのかと。
思い浮かぶのが、パスカルの言葉です。
<「老人性うつ」に気をつけろ…!心を強くする「シンプルな習慣」・『人はどう老いるのか』>・久坂部 羊・作家・https://gendai.media/articles/-/119505