<「2050年ネットゼロ」の費用はその便益よりはるかに大きい>
現在の温暖化予測では人類の滅亡はない。確かに異常気象は少し増加するのであろう。そして海面上昇、一部の島々、生活が困難になるのかもしれない。一方、シベリア等々、新たに農地等も増加することも考えられる。
あお、CO2、排出量は、科学技術の進歩、その回収技術は進歩すること確実、またCO2の新たな活用方法も開発されることは確実。
「2050年ネットゼロ」にこだわる必要は全く無い。
2050年、ひょとしてひょっとして、温暖化ではなく、地球は寒冷化に、そんなこともあり得るのでは。
<「2050年ネットゼロ」の費用はその便益よりはるかに大きい>
ドバイではCOP28が開かれているが、そこでは脱炭素化の費用対効果は討議されていない。これは恐るべきことだ。
あなたの会社が100億円の投資をするとき、そのリターンが100億円より大きいことは最小限度の条件だが、世界各国は毎年数兆ドルの脱炭素化投資のリターンが、投資額より大きいかどうかも知らないのだ。
1.5℃目標の費用は便益の2~10倍
2023.12.10 ・池田 信夫・ https://agora-web.jp/archives/231210091145.html
<COP28開催:世界の化石燃料は依然としてエネルギー消費の80%>
COP28がUAEのドバイで始まった。今年の会議で、化石燃料の未来に加えて大きな問題となっているのは「損害と損傷」であるが、10月21日の予備会合では成果もなく終わっている。
COPでは、毎回多くの関係者が海外からジェット機で駆け付ける。脱炭素実現のための「CO2排出の削減や化石燃料を使わない」という交渉はまとまらず、徹夜が続きぎりぎりの努力が「成果」を齎したと報道される。
過去27回続いたCOPの成果を挙げるとすれば、ミレニアム以降はそれほど上昇を見せない大気温度と上昇を続けるCO2とである。27回の会議で費やした費用の総額と排出したCO2はどれほどになるのであろうか?・・・ 2023.12.04・室中 善博
https://agora-web.jp/archives/231203093215.html