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「聖地の紛争とエルサレム問題の諸相―イスラエルの占領・併合政策とパレスチナ人―」

毎日のようにイスラエルによるガザ攻撃(反撃)の記事が新聞紙上に。
記事を書く記者、どれだけ、イスラエル、エルサレム問題、パレスチナ人、その歴史など勉強しているのであろうか、今おきていることだけ、単なる感情論だけ、薄っぺらな記事が氾濫している。

* 聖地の紛争とエルサレム問題の諸相―イスラエルの占領・併合政策とパレスチナ人―(山本 健介 (著))
パレスチナの和平に向けた難関、エルサレム問題。なかでもユダヤ教とイスラームの聖地は鋭い対立の焦点となっている。この紛争は、どのような変遷を遂げてきたのか、なにをめぐる争いなのか。パレスチナ人の動態を中心に、21世紀の聖地の紛争を描き出す。
目次
序 章 聖地の紛争とエルサレム問題の捉え方
はじめに
1 パレスチナ問題のなかの聖地とエルサレム
―本書の主題―
2 聖地の紛争の変遷と今日の様相
―本書の問題設定―
3 紛争分析におけるパレスチナ人の主体性
―本書の視角―
4 パレスチナとエルサレムの地理的概要
5 本書の研究方法
―地域研究のアプローチ―
6 本書の構成
第I部 パレスチナの聖地と紛争を捉える土台
第1章 パレスチナ問題と複宗教聖地——歴史的・社会的位置づけの再検討——
はじめに
1 パレスチナにおける聖地群の概観
2 聖地と聖性の動態
―構成主義の視点―
3 聖地と都市社会
―歴史研究と都市研究の蓄積から―
おわりに
第2章 パレスチナ問題の諸相と紛争の定義——入植・植民地主義論を軸として——
はじめに
1 パレスチナ問題の形成と発展
―民族・土地・宗教―
2 政策分析の概念としての入植・植民地主義
3 紛争定義の枠組みとしての入植・植民地主義
おわりに
第II部 紛争下における聖地の位置づけの変質——オスマン帝国末期から現代まで——
第3章 オスマン帝国期・英国委任統治期の聖地と宗教的・民族的シンボル性
はじめに
1 ステイタス・クオ原則の誕生
―キリスト教聖地と西洋列強―
2 英国委任統治期の聖地問題
―嘆きの壁をめぐる対立―
おわりに
第4章 第三次中東戦争以降の聖地と対立の管理/潜在化
はじめに
1 ハラム・シャリーフ/神殿の丘のステイタス・クオ原則
2 イスラエル政府にとってのエルサレム問題と聖地
3 パレスチナ人のステイタス・クオ理解
―占領という現実をめぐって―
おわりに
第5章 「オスロ合意時代」の聖地と領域支配をめぐる権利論争
はじめに
1 オスロ合意と聖地
―境界画定のインパクト―
2 ヨルダン・イスラエル和平とパレスチナ人の立場
―主体の確立と領域支配―
3 文化遺産・遺跡の改修と聖地の権利論争の浮上
4 和平交渉における聖地
―権利論争の過熱―
おわりに
第6章 2000年代における聖地と実態レベルの紛争の進展
はじめに
1 イスラエルによる一極支配の形成
―ステイタス・クオの変容―
2 ステイタス・クオをめぐる認識のギャップとその表面化
―争点としての「1967年」―
おわりに
第III部 現代のエルサレム社会と聖地の紛争の動態
第7章 オスロ合意後のエルサレムとパレスチナ社会——自律性の希求と占領の相克——
はじめに
1 イスラエルの占領・併合政策
―抑圧と同化(1967~93年)―
2 エルサレムをめぐるパレスチナ人の政治
―統合的社会への画策と和平交渉―
3 アクサー・インティファーダ以降の東エルサレム
―社会の弱体化・空洞化―
おわりに
第8章 聖地ハラム・シャリーフ/神殿の丘とパレスチナ人の宗教・社会生活
はじめに
1 イスラエル領内のイスラーム運動とエルサレム
2 2000年代のエルサレムにおける占領と聖地アクセスの連関
3 聖地へのアクセス権の護持と都市社会の存続
―集団参詣の多義性―
4 聖地の多様な活用とその社会的機能
―紛争下における意義の再編―
5 エルサレムの再興へ向けた実践
―イスラーム運動とエルサレム問題―
おわりに
終 章 変質する紛争と多様化する争点——聖地の紛争とエルサレム問題の諸相——
はじめに
1 紛争が辿ってきた道筋と現在地
―本書の結論―
2 紛争の長期化と「負のスパイラル」
―本書のまとめと今後の展望―

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