* 名古屋円頓寺商店街の奇跡 (講談社+α新書・山口 あゆみ (著))
名古屋駅から徒歩15分。かつて隆盛を極めた商店街は、日本各地の商店街同様、消費スタイルの変化と後継者不足から、「緩慢な死」に向かいつつあった。そこに一人の建築家が縁を持ったことから、街は静かに、そして確実に息を吹き返し、全国そして海外からも注目される活気に満ちた商店街へと生まれ変わる。コンサルティング会社や自治体主導のプランとは真逆の、人間味に溢れた、シャッター街再生の全く新しいビジネスモデル!
名古屋駅から徒歩15分。地元でもっとも古くからあると言われ、大正から昭和にかけて隆盛を極めた商店街は、日本各地の商店街同様、人々の消費スタイルの変化と後継者不足から、「緩慢な死」へと向かいつつあった。
ある日、そこにひとりの建築家が縁を持ったことから、街は静かに、そして確実に息を吹き返し、全国、そして海外からも注目される活気に満ちた商店街へと生まれ変わる。コンサルティング会社や自治体主導の「絵に描いた餅」で「お仕着せ」のプランとは真逆の、人間味に溢れた地道な街づくり、人づくりの物語から見えてくる、シャッター街再生のまったく新しいビジネスモデル! 空き家・空き店舗を繁盛店に甦らせた秘策がここに。
<週末に鬼ごっこができるほどガラガラだった…名古屋・大須商店街が「日本一元気な商店街」に再生できたワケ>
「もうあの頃に戻りたくない」という危機感
名古屋市の中心部にある大須商店街は、いまでは「日本一元気な商店街」と呼ばれているが、かつては「週末に鬼ごっこやキャッチボールができる」ほどガラガラなシャッター商店街だった。なぜ大須商店街は人気スポットに生まれ変わったのか。フリーライターの伏見学さんがリポートする――。・・・2023/06/25・PRESIDENT Online・伏見 学・ライター・https://president.jp/articles/-/70824