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港の海藻で脱炭素…「ブルーインフラ」全国に整備

<港の海藻で脱炭素…「ブルーインフラ」全国に整備、7年後にはCO2吸収量の12%>
港だけでなく、日本の海岸線、浅瀬等を利用して、「ブルーインフラ」を
海草、海藻、海の浄化にも役立つ。そして、海草、海藻、バイオエタノール原料にも。

* ブルーカーボン―浅海におけるCO2隔離・貯留とその活用― (堀 正和 (著, 編集)ほか)
2009年、国連環境計画(UNEP)は、海草などの海洋生物の作用によって海中に取り込まれた炭素を「ブルーカーボン」と名づけた。陸上の森林などによって吸収・隔離される炭素「グリーンカーボン」の対語である。
近年、日本沿岸のアマモ場などが海中だけでなく大気中二酸化炭素を直接吸収すること、アマモ場の堆積物中で数千年もの間、無機化されずに隔離されることなど、これまで二酸化炭素の放出源とされていた沿岸域が、実は吸収源であったことがわかり、つまり「ブルーカーボン」の潜在能力の高さが証明された。本書では、二酸化炭素が大気から取り込まれ堆積物となるまでの物理化学的・生物学的プロセス、社会実装の実例、国際社会への展開までを報告。温室効果ガスの排出量削減のための様々な国際的取組みが行われている中、ブルーカーボンは、わが国にとって大きな切り札となる。
 
<港の海藻で脱炭素…「ブルーインフラ」全国に整備、7年後にはCO2吸収量の12%>
 海藻などが光合成で温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を吸収することに着目し、港湾に 藻場もば を形成する「ブルーインフラ」の取り組みが全国で本格化している。政府は地球温暖化対策として2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目標に掲げており、効果が注目される。2023/08/16
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230816-OYT1T50163/

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