国会に女性が増えない原因、それは自民党だけでなく、野党も共通項???
戦後は終わり、昭和も終わり、それでも地方議員、国会議員、女性の立候補者はあまり増加しない。
まずは地方議員、法律で強制的に男女比率50対50に、制度大改革が必要では。
* 自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向(安藤 優子 (著))
自民党は長らく、女性を従属的な「わきまえる」存在と見なし、「イエ中心主義」の政治指向を形成してきた。戦後の保守再生の流れの中で、そうした女性認識はいかに形作られ、戦略的に再生産されてきたのか。国会に女性が増えない原因を解き明かす画期的試み。
【目次】
序章
I 女性認識の形成と再生産―自民党の政治指向をめぐって
第1章 女性議員数の推移と概観
第2章 自民党の政治指向「イエ中心主義」
第3章 家族イデオロギーの形成と日本型福祉社会
第4章 日本型多元主義による「イエ集団」としての政党
第5章 政治指向の象徴としての血縁継承
II 自民党議員のキャリアパス分析―候補者選定の傾向について
第6章 「イエ中心主義」の議員選定
第7章 医療関係出身者のキャリアパス
第8章 教育関係出身者のキャリアパス
第9章 メディア出身者のキャリアパス
第10章 民間企業出身者のキャリアパス
第11章 地方議会から国政へのキャリアパス
第12章 地方議会と女性議員
<自民党「パリの憂鬱」と「イエ中心主義」の向こう側>
2023.08.03・高橋 大輔
https://agora-web.jp/archives/230802082833.html