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「資本主義とテクノロジーが、気候変動の危機を解決すると考えるのは非現実的」

* 人新世の「資本論」 (集英社新書・斎藤 幸平 (著))
人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。
気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
それを阻止するには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。
いや、危機の解決策はある。
ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。
世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!

<スペイン紙も注目の若手カリスマ哲学者・斎藤幸平「資本主義とテクノロジーが、気候変動の危機を解決すると考えるのは非現実的」・世界の左派の新たなカリスマ──日本の若き哲学者・斎藤幸平をスペイン紙はそう紹介する>
ベルリンのフンボルト大学で博士課程を修了した斎藤は、マルクス研究界で最高峰の「ドイッチャー記念賞」を最年少で受賞。著書『人新世の「資本論」』では、あのスラヴォイ・ジジェクを魅了し、「偉大な書」と言わしめた。2021年には、「アジア・ブックアワード」を受賞し、『人新世の「資本論」』は日本だけでも50万部に迫る売り上げを記録している。
日本が誇る注目のカリスマ哲学者にスペイン紙「エル・ムンド」が聞いた。
n2023.6.18・https://courrier.jp/news/archives/328526/

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