<G7広島サミット インドの外交戦略とは どう引き寄せるか>
インドが国際社会ますます、その存在感を示してきている。日本の外交はインドを最重視???
<G7広島サミット インドの外交戦略とは どう引き寄せるか>・05月19日
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/483507.html
<どっちつかずだったモディ氏 ゼレンスキー氏との会談が「転換点に」>・5月22日・https://www.asahi.com/articles/ASR5P619SR5PUHBI00T.html?iref=comtop_7_04
<G7広島サミットでインドが存在感を示した3つの成果>
今年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、非常に重要なG7となったといえる。特にゼレンスキー大統領が対面参加したことで、対ロシアでのG7の結束は強く確認された。またG7で唯一、アジアに位置する日本が議長だったことで、インド太平洋地域から多くのゲスト国を招くことができ、対中国を念頭に置いた連携にも一定の成果が見られた。
そして、偶然にも、米国のバイデン大統領が南太平洋、豪州訪問を取りやめたことで、日米豪印4カ国の枠組みであるQUAD(クアッド)サミットも開かれた。対ロシア、対中国を念頭においたグローバルサウスへの説得工作でも成果があった。・5月25日・長尾 賢 (米ハドソン研究所 研究員)・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/30370
<インドにとって上海協力機構が価値あるものである理由>
5月19~21日に広島市で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)、その後、24日にはシドニーで日米豪印4カ国の枠組みであるQUAD(クアッド)サミットが開かれ、9月の20カ国・地域(G20)サミットでも岸田文雄首相がモディ首相に会って話をする機会がある。岸田首相は3月にも訪印しているから、とても頻繁に会っており、日印関係の専門家の間でも注目されている。
ただ、日本であまり注目されていない側面もある。インドが今年、上海協力機構の議長国でもあることだ。すでに国家安全保障局長級の会談、国防大臣級の会談、そして外務大臣級の会談が実施された。7月には、上海協力機構のサミットが開かれる。
インドはQUADやインド太平洋などで日米などとの連携を深めている。それなのに、なぜ、上海協力機構のメンバーなのだろうか。そこには、どのような国益があるのだろうか。本稿でまとめておくことにした。
パキスタン対策としての上海協力機構
5月16日・長尾 賢 (米ハドソン研究所 研究員)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/30275