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産経主張:「被害者の心情伝達 真の反省引き出す制度に」

<産経主張:「被害者の心情伝達 真の反省引き出す制度に」>
残念なことだが、私はこのような志度、ほとんど信用しません、犯罪者、なかなか反省はできません。

* 「死にたい」とつぶやく:座間9人殺害事件と親密圏の社会学(中森 弘樹 (著))
事件はなぜ起きたのか
「死にたい」とつぶやいた者たちは、本当に死を望んでいたのか。
なぜ、家族ではなく、その外部に救いを求めたのか。
SNSに溢れかえる「死にたい」の声に、私たちはどう向き合うべきか。
『失踪の社会学』で颯爽とデビューした俊英による快著。
 
本書は座間9人殺害事件を扱うが、事件の内容を詳細に記述したルポルタージュではない。したがって、既存の報道でまったく明らかになっていない情報は本書には含まれていない。また本書は、事件の一部始終を一つの物語としてまとめたノンフィクションでもない。
もちろん、座間9人殺害事件がどのような出来事であったのかを整理はするが、
あくまでも主目的は、事件について社会学的に考えることである。
したがって、何かしらの「真相」を「暴く」ような内容が描かれることは一切ない。
本書が、座間9人殺害事件について描くのは、「死にたい」という言葉が一種のメディアとして機能した事件だという点である。
被害者9人のうち、8人がTwitter上で「死にたい」とつぶやき、それが契機となって犯人と被害者のコミュニケーションが可能になってしまった点、希死念慮を抱えた者たちの救済願望を悪用し、最悪のかたちで示してしまった凄惨な出来事が本事件の特徴として指摘される。

<産経主張:「被害者の心情伝達 真の反省引き出す制度に」>・2023/1/31
https://www.sankei.com/article/20230131-ZHO4YWPYIRPOLDX534MEZPKCIU/

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