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G20議長国就任で2023年をリードしようとするインド

<G20議長国就任で2023年をリードしようとするインド>
 
* インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略(S・ジャイシャンカル (著), 笠井 亮平 (翻訳))
現職のインド外相がその「手の内」を明かす
 本書は、台頭著しいインドがどのような外交を展開していくのか、そして変貌する世界の中でどのような役割を果たしていくのかについての見取図を示したものである。著者は、インドの現職外務大臣(2019年の第二次モディ政権発足時に就任)。もともと外交官としてインド外務省で駐米大使や駐中国大使をはじめ要職を歴任し、事務方トップの外務次官を務めた。
 本書では、多極化する世界の中で国益を冷徹に追求するとともに国際的地位の向上をめざし、国際社会との調和を図っていくというインド外交の要諦が明確に論じられている。ときに叙事詩『マハーバーラタ』を援用して、友好と競争が併存する国との接し方や二国間関係のパワーバランスを変えるための外部要因の活用法など含蓄に富んだ外交論を展開する一方、日米豪が推進する「インド太平洋構想」に対していかに関わっていくかについても別途一章を立てて詳述する。「インドならではの手法」とは何か――現代インドの政治・外交に内在する論理・思考を理解するための必読書だ。
 齋木昭隆氏(元外務事務次官・日印協会理事長)推薦!「インド外交の過去・現在・未来がこの一冊で的確に示されている」

<G20議長国就任で2023年をリードしようとするインド>
 2022年も終わろうとしている。23年はどのような年になるだろうか。一つの指標は、世界をどの国がリードしていく年になるか、である。
 23年、日本は主要7カ国(G7)の議長国であり、インドが20カ国・地域首脳会議(G20)の議長国である。23年の世界情勢をどの国がリードするか、といわれれば、日本とインドの責任は大きいかもしれない。そして、日本では、インドがG20をどのようにリードするつもりなのか、あまり知られていない。実際には、インドは、本気で準備を行っているのである。・・・12月13日・長尾 賢 (米ハドソン研究所 研究員)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/28820
 
<G7対ロシア制裁の一方でロシア産原油輸入を増やすインドの思惑>・12月14日・https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/477381.html

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