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「沈まぬアメリカ 拡散するソフト・パワーとその真価」

* 沈まぬアメリカ 拡散するソフト・パワーとその真価(渡辺靖 (著))
アメリカは、本当に「沈みゆく大国」なのか――。
願望まじりの「衰退論」とは裏腹に、いまだ世界はアメリカの魅力と呪縛から逃れられない。たとえば、中国や中東へ積極的に進出するアメリカの有名大学や巨大スーパーのウォルマート、アフリカに勢力を伸ばすキリスト教保守主義を代表する「メガチャーチ(巨大教会)」……。
こうしたアメリカの「文化的遺産(レガシー)」が、政治・教育・宗教などあらゆる分野で世界中に拡散、浸透している。アメリカ研究の第一人者が現場を歩き、その影響を冷静に考察する意欲的論考。
(目次より)
第一章 ハーバード――アメリカ型高等教育の完成
第二章 リベラル・アーツ――アメリカ型高等教育の拡張
第三章 ウォルマート――「道徳的ポピュリズム」の功罪
第四章 メガチャーチ――越境するキリスト教保守主義
第五章 セサミストリート――しなやかなグローバリゼーション
第六章 政治コンサルタント――暗雲のアメリカ型民主主義
第七章 ロータリークラブ――奉仕という名のソフト・パワー
第八章 ヒップホップ――現代アメリカ文化の象徴
終 章 もうひとつの「アメリカ後の世界」

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