* ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか (角川新書・石山 永一郎 (著))
なぜ強権政治が歓迎されるのか
「抵抗する者はその場で殺せ」
暴言大統領と呼ばれ、麻薬撲滅戦争で6000人以上殺す一方で、治安改善・汚職解消・経済発展を成し遂げ、国民の78%が実績に満足と回答。
実は左派的な国内政策で貧困層・エリート層の双方から支持を集め、対米追従から親中外交へ転換。
なぜ強権的指導者が歓迎されるのか? 現地に在住した記者が綴る、フィリピンの実像。
【目次】
序 章 いままでにない大統領
第1章 ドゥテルテの町ダバオ
第2章 麻薬戦争
第3章 左派的だった国内政策
第4章 親中に転換させた外
第5章 高度経済成長と新型コロナ
第6章 ドゥテルテ・ナショナリズム
第7章 ドゥテルテ後のフィリピン
おわりに
<出生率、ジェンダー平等、個人消費…高度経済成長が続くフィリピンが日本を置き去りにしている現状をご存じか>・2022/11/11・ https://president.jp/articles/-/63439