* 観光亡国論 (中公新書ラクレ・アレックス・カー (著), 清野 由美 (著))
右肩上がりで増加する訪日外国人観光客。京都、富士山をはじめとする観光地へキャパシティを越えた観光客が殺到し、交通や景観、住環境などでトラブルが続発する状況を前に、東洋文化研究家アレックス・カー氏は「かつての工業公害と同じだ」と警鐘を鳴らす。本書はその危機感を起点に世界の事例を盛り込み、ジャーナリスト・清野由美氏とともに建設的な解決策を検討する一冊。真の観光立国を果たすべく、目の前の「観光公害」を克服せよ!
<日本よ、「B級観光」から脱せよ アレックス・カー氏>
初来日から60年弱。日本の魅力や観光業界の変遷(へんせん)を追い続けてきた東洋文化研究家、アレックス・カー氏は現在の日本の様子をどう捉えるのか。「日本はいつまでも留年だ」。そんな言葉に込められた意味とは。・・・2022年9月28日・日経ビジネス・https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC263RY0W2A920C2000000/