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仏教とお布施の不幸な関係

<文化・エンタメ 社会制度としての仏教を考える・仏教とお布施の不幸な関係──自分で金額を決めても納得できないのはなぜか・制度疲労を起こしているお布施のシステム>
お布施、どのようにすれば明朗会計に???
 
* 岐路に立つ仏教寺院(相澤秀生 (編集), 川又俊則 (編集))
日本で最大数の寺院を有する曹洞宗の悉皆調査を手掛かりに、多角的な観点から人口減少社会における仏教寺院の実態を浮き彫りにする。

<文化・エンタメ 社会制度としての仏教を考える・仏教とお布施の不幸な関係──自分で金額を決めても納得できないのはなぜか・制度疲労を起こしているお布施のシステム>
 安倍晋三元総理を殺害した容疑者が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の宗教2世であり、母親の高額献金で家庭が崩壊したことが明らかになる中で、宗教とお金の問題が注目されるようになった。宗教とお金の問題は、これまでも社会的な注目を浴びることが多かったが、それは新宗教をめぐってのことが多かった。
 それに対して伝統仏教は、宗教とお金の問題で大きな話題となることは少ない。特に、新聞やテレビで報道されるほどの問題が起きたことは極めて少ない。
 しかしそれは、伝統仏教に関して宗教とお金の問題が無いことを示しているわけではない。
 お布施や戒名料などでは、日常的にお金の問題が繰り返されている。
 金額が新宗教に比べて小さいため報道されるほどではないのかもしれないが、日本のどこかで、毎日のようにお布施や戒名に関するトラブルが起きているのが現実である。
2022年09月27日・薄井秀夫 (株)寺院デザイン代表取締役
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2022092600004.html

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