MENU

日本のどこかで毎日400件の中絶が起きている

* 日本の中絶 (ちくま新書・塚原 久美 (著))
日本では10人にひとりが経験者といわれる中絶。経口中絶薬の承認から中絶のスティグマ、配偶者同意要件まで、中絶問題の研究家が、世界の動向に照らして日本における中絶の問題点と展望を示す。
昨今、中絶をめぐる議論が続いている。経口中絶薬の承認から配偶者同意要件まで、具体的にこの問題をどうとらえればいいのか。戦後かつて日本は「中絶天国」と呼ばれた。その後、世界が中絶の権利を人権として認めていく流れにあるなか、日本では女性差別的イデオロギーが社会に影を落としている。中絶問題の研究家が、歴史的経緯をひもとき、今後の展望を示す。

<日本のどこかで毎日400件の中絶が起きている…出生数が80万人を切りそうな日本で中絶15万件の衝撃・他国では”常識”の「内密出産」の環境整備を国会でただちに議論すべき>
待ったなしの日本の少子化問題。2022年の出生数は過去最少を更新すると予測されている。大正大学准教授の大沼瑞穂さんは「日本のこれまでの少子化対策の柱は、現金給付と保育所などの整備の2本柱でしたが、今後は若い世代の非正規雇用、未婚化・晩婚化対策や、男性の育休取得促進などに加え、予期せぬ妊娠問題も議論するべきではない
2022/09/13・PRESIDENT Online・大沼 瑞穂・大正大学社会共生学部公共政策学科准教授
https://president.jp/articles/-/61556?page=2

  • URLをコピーしました!
目次