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「国境の壁」建設再開と「移送」に見る不法移民問題の難しさ

* 移民国家アメリカの歴史 (岩波新書・貴堂 嘉之 (著))
アメリカ合衆国は「移民の国」──誰もが口にするこの国のかたちは、いかに形成され、どう変貌してきたのか。移民を近代世界のグローバルな人流のなかに位置づけ、また日本や中国などアジア系移民の歴史経験に着目して、アメリカ史をとらえなおす。トランプ政権下で揺れ動く〈いま〉を考えるためにも求められる、歴史的視座。

<「国境の壁」建設再開と「移送」に見る不法移民問題の難しさ>
マヨルカス国土安全保障(DHS)長官は7月28日、アリゾナ州ユマ郡の「国境の壁」の隙間を埋めることを許可し、ダグ・デューシー知事(共和党)は8月12日、工事再開の行政命令を発行した。昨年1月の就任直後にバイデンが乱発した、トランプの政策を否定する大統領令の一つが撤回された格好だ。・・・・2022.09.23・高橋 克己
https://agora-web.jp/archives/220921003545.html

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