<水面下で脈々と、自民と旧統一教会の蜜月 元信者の教授明かす・「反共」で互いの利害が一致>
「反共」で互いの利害が一致、しかし、韓国での統一協会は、北朝鮮と親密な関係を築いている。まさしく、大きなねじれ現象。
自民党議員にとって、統一協会信者は、選挙に役立つ存在、ただそれだけ、宗教そのものには決して深入りしていない、そして、創価学会、あるいは他の宗教団体にも、悪く言えば二股三股???
なお、政治家が広告塔の役割? 確かにそれは否定は出来ないが、それで信者獲得、馬鹿馬鹿しい、新しく信者になった人にマスコミは取材をしてみては。
<水面下で脈々と、自民と旧統一教会の蜜月 元信者の教授明かす・「反共」で互いの利害が一致>・2022/9/8
旧統一教会が自民党に近づいたのは1968年に教会を母体にした政治団体「国際勝共連合」が創設されたことがきっかけだ。勝共連合は「共産主義からの解放」を理念に掲げており、安倍氏の祖父・岸信介元首相との付き合いがまもなく始まった。教会側は、共産主義と戦うというスローガンを掲げれば迫害されず、むしろ政権に歓迎されることをすでに韓国で学習しており、日本でも同じ活動を開始した。自民党側からすれば、67年に革新都政が誕生しており、左翼勢力の浸透に危機感を持っていただろう。お互いの利害関係が一致した結果と言える。
https://mainichi.jp/articles/20220907/k00/00m/010/153000c
<旧統一教会と日本会議、「野合」の運動史…歴史認識が対立しても「とりあえず共闘」の打算>
自民党右派を中心とする政界に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が浸透していた問題では、一つの素朴な疑問が浮かぶ。政界の右派のみならず、それを支える日本最大の右派改憲団体、日本会議なども同教会と「蜜月」関係を築いてきたことだ。日本の右派と同教会は戦前の日本のアジア侵略をめぐる歴史認識では全く相いれない立場だ。「反共」が共通項とはいえ、なぜ数十年にわたって協調してきたのか。(論説委員・田原牧)
2022年8月18日・https://www.tokyo-np.co.jp/article/196569
<政治家の「二股」を黙認してきた宗教団体の末路・2022年の夏は日本宗教史の大転換点になる>
安倍氏を撃った山上徹也容疑者の母親は統一教会の熱心な信者で、教団に多額の献金などを行って家庭が崩壊、山上容疑者は「安倍元首相と統一教会はつながっている」と思い犯行に及んだと供述している。統一教会に注目が集まるのは当然だ。
実際、多くの政治家が統一教会と数々の接点を持っていたことが事件後に明らかとなった。このような報道に触れていると、一般有権者の中から「日本の政治は特定宗教団体の強い影響下にあるのではないか」といった不安が出てくるのも道理だろう。
しかし、「政治家と宗教団体」の関係を個別に吟味すると、少し違った状況が見えてくる。特集「宗教を問う」の第4回は、宗教専門誌『宗教問題』編集長の小川寛大氏が、政治家と宗教団体の「いい加減な関係」と、宗教団体の未来は決して明るいものではなくなっている現実を解説する。
政治家がつながる宗教団体は統一教会だけではない
2022/09/07小川 寛大 : 『宗教問題』編集長
https://toyokeizai.net/articles/-/616266