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政府が「ゾンビ企業」の延命にカネを配り続けている???

* 2025年日本経済再生戦略 (SB新書・成毛 眞 (著), 冨山 和彦 (著))
世界的傾向に目を転じてみれば、グローバル化とデジタル革命が百花繚乱で、社会は激しく変化している。にもかかわらず、日本の政治も行政も、そして大企業も昭和のレガシーを引きずり、保身に毒されたままなのだ。彼らがいくら、「何とかなる」という楽観論、「何とかする」という根性論を掲げても、それで国がよくなるはずがない。日本という国は政権交代くらいでは動かない。維新や敗戦のようなことがないと動かないのだ。
そういう構造的衰退国家・日本にあって、サラリーマンはどう備えるか。徹底的に節税しながらセカンドビジネスで所得を増やし、カネを節約して投資に回す以外に、老後をまともに過ごすことは期待できないかもしれない。
平均寿命の伸びによって、これからの「老後」は30年近い長さとなった。
しかし、制度は固定化し、仮に大きく舵を切ったとしても即効性は期待できない。
特に今の現役世代は国を頼るのではなく、したたかに自分の身を守りながら、自分なりに楽しく幸せな人生をつくっていくことを考えたほうがいい。
目次
はじめに(成毛 眞)
第1章 「100%自己責任時代」が始まる――日本はなぜ二流国になったのか
第2章 日本経済再生戦略――イノベーションで革命を起こせ
第3章 これからの日本をどう生きるか――もう、学歴に価値はない
第4章 日本経済を救う処方箋――「自分勝手」が国、会社、個人を変える
おわりに(冨山和彦)

<冨山和彦「日本経済を蝕む”昭和的グダグダ”が何度となく繰り返されてしまう根本原因」
政府が”ゾンビ企業”の延命にカネを配り続けている>

2022/08/22・PRESIDENT Online・成毛 眞・冨山 和彦・https://president.jp/articles/-/60781
 
<16.5万社「ゾンビ企業」か 利払い猶予で延命、民間試算>・7月27日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB271260X20C22A7000000/

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