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「ゲノム編集」報道で不安にさせる記者の行動原理

* ゲノム編集食品が変える食の未来(松永和紀 (著))
「機能性成分を多く含む高GABAトマト」「茶色になりにくいロメインレタス」「筋肉もりもりの肉厚マダイ」……。
食品分野における遺伝子技術を巡る最新動向を解説するともに消費者が誤解・忌避する心理等も浮き彫りにしながら、未来の食の行方、日本が果たすべき役割を考える。ノーベル賞受賞の編集技術も平易に解説。
【本書の目次】
序 章 ポストコロナ時代のフードセキュリティ
第1章 誤解だらけのゲノム編集技術
第2章 ゲノム編集食品が食卓を変える
第3章 ゲノム編集の安全を守る制度
第4章 ポストコロナで進む食の技術革新

<「ゲノム編集」報道で不安にさせる記者の行動原理>
 遺伝子組み換え(GM)作物やゲノム編集食品などに対する市民の「漠然とした不安感」が、いつまでたっても緩和されない。一体なぜなのか。その主な要因は市民重視の報道の構図と記者の行動原理にあるのではないか。ただ、最近は誰もが情報を発信できるネットの出現で、この構図が揺らぎ始めている。
2022年8月9日・小島正美 (食・科学ジャーナリスト、元毎日新聞編集委員)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/27525

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