* 体育会系 日本を蝕む病 (光文社新書・サンドラ・ヘフェリン (著))
日本がクールであるために、海外の視点からいま伝えたいこと
「日本人の根性論なんて昔の話」は大間違い!パワハラ、体罰、過労自殺、サービス残業、組体操事故など至る所で時代錯誤な現象が後を絶たない。全ての元凶は、絶対的な上下関係に基づく不合理な「体育会系の精神」だと来日22年・日独ハーフのサンドラは見抜く。そのメンタリティは学校教育を通じて養われ、再生産され、この国の文化を形作る。実際に日本はダントツで外国人が働きたくない国であり、男女平等世界ランキングも下位に沈み、いま手を打たねば先進国から転げ落ちる。負の連鎖を断ち切るには、わが子の幼少期から「ブラック」に触れさせぬよう親が警戒すべし。解決策はシンプル、「頭のスイッチ」を切り替えるだけ!
【目次】
はじめに~ なぜ今、「体育会系」が問題なのか
第1章 学校は「ブラック」の始まり
第2章 サンドラが見たヘンな職場
第3章 女性に冷た過ぎるこの社会
第4章 外国人がカイシャから逃げていく
第5章 「世代論」から抜け出せない人々
第6章 ニッポンの明るい話
<“体育会系”が変わる?「運動部活動」と「入試」と「就活」>・6月28日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220628/k10013691241000.html