<一つのデジタル作品が「75億円」で落札…爆発的に盛り上がる「NFT」の可能性>
絵の世界、私には理解不能です。
* 絵画は眼でなく脳で見る――神経科学による実験美術史(小佐野重利 (著))
レオナルド・ダ・ヴィンチをあげるまでもなく、科学と美術の親密性は高い。人間の視覚および記憶の生物学的しくみには普遍性がある。著者は古代から現代までの科学画像の歴史をたどり、やがてニューロサイエンス(神経科学)を基盤とする「実験美術史」の構築へと向かった。
眼が輝いたという聖人像。具象画を描く盲目の画家の脳の働き。ルネサンス期の人体解剖図を現代医学から見てわかること。レオナルドが左手でかいた素描と鏡文字の関連。視線の誘導を仕組んでいたカラヴァッジョの絵。高性能光学機器が可能にした顔料分析と制作当時の復元模写。
神経科学から見ると、美術作品への反応は対象の行動や感覚の疑似的再現=《体現化》という身体メカニズムの活動でもある。一枚の名画を前にして、内容や情感を認知し、その意図を理解しようとする過程の根底にある神経プロセスが明らかになりつつある。
美術史は作品が生み出された経緯や謎を探るのが醍醐味であるが、次第に人類学や歴史学、社会学などの隣接する人文学に取り込まれつつある。今こそ美術史の独立性を求めて、作品に求心的に肉薄するためにも、科学研究との協働が必要なのだ。
最先端の研究成果から、人間の知覚と美の関わりを探る。カラー豪華版。
<一つのデジタル作品が「75億円」で落札…爆発的に盛り上がる「NFT」の可能性>
『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』『2025年を制覇する破壊的企業』などのベストセラー著者としても知られる山本康正さんと、スタンフォード大学卒、グーグル・スーパーセル・スマートニュースなどテック企業を渡り歩き、暗号資産の世界に精通しているジェリー・チーさんが「激変するお金と新しい世界」について語り尽くした注目の書籍『お金の未来』。・・・2022.05.18・山本 康正, ジェリー・チープロフィール
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/95204
<前沢友作氏所有の絵画、109億円で落札 62億円で購入のバスキア作品―NY>・2022年05月19日 ・https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051900590&g=int