* 重信房子がいた時代・増補版(由井りょう子 (著))
2022年5月28日、日本赤軍の重信房子が20年の刑期を終えて出所した。 フツーの女子大生が革命家になるまでの足跡を、本人、家族、娘、同級生らの証言を丹念に聞き取ったノンフィクション。 重信房子を通して、あの時代の熱量を再現する。
<産経主張:「重信房子氏の出所 彼女はヒロインではない」>
世界各地でテロ事件を繰り返した「日本赤軍」の重信房子元最高幹部が20年の刑期を終え、出所した。いわゆる全共闘世代には郷愁を誘われる存在なのだろう。出所を扱う多くのニュースが「時代の象徴の生還」といった趣で報じた。
だが、彼女は決して時代のヒロインではない。改めて彼女が率いたテロリスト集団による、血塗られた凄惨な歴史を記憶すべきである。・・・
出所の際の取材に重信氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領の国会演説に議員らが立ち上がって拍手した場面をとらえて「一つの方向に流れているんじゃないか。国民がそうでなくとも、政治家が一方向に流れているなというのが実感」と述べた。
こうした発言は、必ず一定の勢力に利用される。今後の動向も注視を怠ることはできない。2022/5/31・https://www.sankei.com/article/20220531-SKSYPAQJUFJOFALX6AEDK4PS6E/
<希代のテロリスト重信房子、21年の獄中生活の末に見た「風景」・テロは論外だが、「若者の冒険」を過剰に否定する現代の風潮はいかがなものか>・2022.5.31・橋本 昇・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/70337
<日本赤軍 重信房子元最高幹部が「逃亡中の7人と接触すると公安は思っている」辛坊治郎が釈放後の展開に言及>・6/1・https://news.yahoo.co.jp/articles/41aa5d95348e319cd7f1e02a93d7c2692d06ffca