* サル痘パンデミック サバイブ マニュアル: 人命を脅かす死の感染症(David Patterson MD MPH (著))
サル痘は1958年、研究用に飼育されていたサルのコロニーで、痘瘡に似た病気が2回発生したことから発見され、「サル痘」と呼ばれるようになりました。1970年、天然痘撲滅への取り組みが強化されていたコンゴ民主共和国において、人類初のサル痘患者が記録された。それ以来、サル痘は他の中央および西アフリカの国々でヒトの感染が報告されています。
<読売社説:「サル痘と肝炎 情報収集と水際対策を怠るな」>
新型コロナウイルスの影響が続くなか、別の感染症が各国から相次いで報告されている。今のところ国内では深刻化していないとはいえ、警戒を怠ってはならない。
天然痘に似た発疹が特徴のサル痘が欧米で広がっている。1958年に北欧の研究所でサルからウイルスが発見された。元はアフリカのリスやネズミが感染源とされ、かまれるなどして体液に触れると人も感染する。・・・・
サル痘も肝炎も、グループでの飲食などで、コロナのように急速に拡大することは考えにくいとされている。過度な心配は不要だが、手洗いなどのウイルス対策を励行し、気になる症状があれば、すぐ受診を心がけたい。
コロナ禍で誰もが感染症の怖さを実感した。サル痘や急性肝炎についても、国民に不安が広がらないよう、国や専門家、医療機関が連携して情報の収集と分析に努め、適切に発信してほしい。 2022/06/02
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220601-OYT1T50255/