MENU

『海を越えたジャパン・ティー』

* 海を越えたジャパン・ティー:緑茶の日米交易史と茶商人たち(ロバート・ヘリヤー (著), 村山 美雪 (翻訳))
◆日本人の知らないもうひとつの緑茶の歴史◆
幕末時代、日本人よりもアメリカ人のほうが日常的に緑茶を飲んでいた。両国の茶文化のはじまりから、長崎のグラバーら茶貿易商と明治維新、京都・静岡・九州の名産地まで、「交易」から見る意外なお茶の物語。
◆砂糖とミルク入りの緑茶がアメリカを席巻! ◆
現在、アメリカでは紅茶が、日本では煎茶が日常的なお茶として好まれている。しかし意外にも19世紀にはアメリカでは「緑茶」が、日本では「茶色い番茶」が国民的飲み物だったことはあまり知られていない。その逆転の背景には、戦争と差別、交易が深く関係していた――。
両国の茶文化のはじまりから、長崎のグラバーやオルトといった茶貿易商の興隆と明治維新、京都・静岡・九州など茶の名産地の発展まで。明治時代に日本で活躍した茶貿易商の末裔である著者が、交易史からひもとく意外な緑茶の歴史物語。

<【書評】「緑茶」が物語る日本の近代史:ロバート・ヘリヤ―著『海を越えたジャパン・ティー』>・泉 宣道・ https://www.nippon.com/ja/japan-topics/bg900406/

  • URLをコピーしました!
目次