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安定的な皇位継承を目指すなら「女性・女系天皇」容認しかない

* 女系天皇 天皇系譜の源流 (朝日新書・工藤 隆 (著))
天皇系譜に初代神武天皇以来、断絶がなかったとするのは、明治政府の創出だった! 『古事記』『日本書紀』の天皇系譜に加え、考古学資料、文化人類学の母系社会の系譜の調査資料を紐解きながら、日本古代における族長位継承の源流に迫る!

<安定的な皇位継承を目指すなら「女性・女系天皇」容認しかない>
 日本国憲法の重要な柱の一つに「国民主権」があることは広く知られているだろう。その国民主権が成り立つためには、人類一般とは区別された「国民」という共同性がある程度、ゆるぎなく維持される必要がある。伝統ある君主制の場合、その共同性を支える上で、見逃せない役割を果たしているのが一般的だろう。・・・
皇室典範が抱える「構造的欠陥」
 では、皇位の安定継承をめぐる問題の核心はどこにあるのか。ズバリ、皇位継承のルールを定めた皇室典範自体が、皇位継承を困難にする「構造的欠陥」を抱えていることだ。・・・
 それは、正妻以外の女性(いわゆる側室)から生まれた非嫡出子や非嫡系の子孫にも皇位継承資格を認めるという、古代から明治の皇室典範にいたるまで一貫して続いてきた(伝統的な?)制度に他ならない。・・・04月26日・高森明勅 神道学者、皇室研究者
https://webronza.asahi.com/journalism/articles/2022040400003.html?iref=wrp_rnavi_rank

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