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アリババ、テンセントの大リストラ情報が示唆する中国IT業界の未来

<アリババ、テンセントの大リストラ情報が示唆する中国IT業界の未来>
中国政府の中国IT業界への介入、やはり業界を萎縮させる。
そして西側諸国に、対中国安全保障、IT分野では特にその締め付けが強くなる。
中国IT業界、冬の時代が到来した。

* デジタルシルクロード 情報通信の地政学(持永 大 (著))
中国の一帯一路戦略には、通商・金融以外にもう一つの顔がある。それはデジタル戦略だ。一帯一路デジタル経済国際協力イニシアチブ(デジタルシルクロード)は、一帯一路の情報通信分野における構想である。これに対して米国などは、安全保障上の懸念、知財の窃取、およびプライバシーの面において中国由来の技術は潜在的に高いリスクを抱えていると指摘している。しかし、こうした視点だけでは中国による影響力拡大の目的を理解するのに不十分だ。なぜ多くの国がこれらの技術を受け入れるのか、低コスト機器に付随するリスクは何か、または中国の技術を通じた影響力はどのように効果を上げるのかを明らかにする必要がある。
そこで本書は、デジタルシルクロードについて、国際政治におけるパワーをフレームワークとして、経済、安全保障、及び技術という要素、インド・太平洋という地域の地政学からその目的と影響力を明らかにする。
地政学、安全保障、国際政治におけるパワーの行使という独自の観点から、中国の一帯一路のデジタル分野での取り組みであるデジタルシルクロードの影響力を読み解き、インフラ整備、5G、デジタルプラットフォームの拡大を示すと共に、中国の技術・経済・外交的な影響力拡大の状況と対抗策を示す。
 
<アリババ、テンセントの大リストラ情報が示唆する中国IT業界の未来>
規制強化で業績が伸び悩む中国IT企業のリストラ報道が波紋を広げている。EC最大手のアリババは社員の3割を削減し、世界最大のゲーム企業でメッセージアプリWeChatを運営するテンセントは35歳以上の社員をリストラ対象にするとの情報が3月上旬に拡散した。
2010年代後半に中国経済の成長のエンジンとなったIT産業は、本格的に冬の時代に突入したのだろうか。・・・Mar. 29, 2022・浦上 早苗 [経済ジャーナリスト/法政大学IM研究科兼任教員]・https://www.businessinsider.jp/post-252265

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