<ウクライナ戦争とエネルギー安全保障>
脱炭素、国家安全保障との兼ね合い、無視して暴走???
日本のエネルギー安全保障,原発再稼働を急ぎ、さあらに新規原発建設、前に進めねばならない。また,自然エネルギー、太陽光や風力に偏ることなく,全方位作戦で。
小水力、木材バイオほかバイオエネルギー、もっともっと力を入れて、そして技術革新。
もちろん,石炭火力、技術革新でCO2排出量を抑え、その活用を放棄してはならない。
<ウクライナ戦争とエネルギー安全保障>
ウクライナ戦争の帰趨は未だ予断を許さないが、世界がウクライナ戦争前の状態には戻らないという点は確実と思われる。中国、ロシア等の権威主義国家と欧米、日本等の自由民主主義国家の間の新冷戦ともいうべき状態が現出しつつあり、国際秩序、安全保障環境に大きな影響を与えることになるだろう。地政学、国家安全保障と密接にリンクしたエネルギー政策についても同様である。
「ウクライナ危機を教訓に日本は化石燃料と原発からの脱却すべきである」という自然エネルギー財団のような考え方があるが、筆者はむしろウクライナ危機を教訓に日本は化石燃料安定供給と原発の重要性を再認識すべきだと考える。脱炭素を目指すことは正しいが、エネルギーシステムの変革は一朝一夕に実現するものではなく、その道筋においてウクライナ戦争のような供給霍乱が生ずるリスクは常に存在する。
顧みれば我が国を含む西側諸国のエネルギー政策はパリ協定以降、脱炭素というアジェンダに傾斜し過ぎたのではなかったか。・・・2022.04.02・ 有馬 純・https://agora-web.jp/archives/2055824.html
<エネルギーの脆弱性が戦争を誘発する>
ゼレンスキー大統領の議会演説は、英米では予想された範囲だったが、ドイツ議会の演説には驚いた。
彼はドイツがパイプライン「ノルドストリーム」を通じてロシアのプーチン大統領に戦争の資金を提供していると、かねてから警告していたという。それに対してドイツは「ノルドストリームはビジネスだ」と相手にせず、この冬にノルドストリーム2を開通させる予定だった。ロシアとの相互依存を深めたドイツの失敗
2022.03.19・池田 信夫・https://agora-web.jp/archives/2055642.html