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毎日社説:「円相場6年ぶり安値 有事が映す日本の脆弱さ」

<毎日社説:「円相場6年ぶり安値 有事が映す日本の脆弱さ」>
「円安がさらに進んでも、打つ手は限られる。異次元緩和の手じまいが容易ではないからだ。」、この基本的考えが間違えているのだ、毎日新聞社殿。
日銀が方向転換すればよいのだ、ゼロ金利政策を止めればよいのだ、政策金利引き上げに踏み切ればよいのだ。日本経済は耐えることが出来る、異次元緩和政策からの脱却に。

<毎日社説:「円相場6年ぶり安値 有事が映す日本の脆弱さ」>
 円安が急速に進んでいる。外国為替市場では1ドル=120円台まで下落し、約6年ぶりの円安水準となっている。
 直接の要因は、日米の金利差拡大だ。米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)は利上げに踏み切った。一方、日銀は異次元緩和を続ける方針で、円が売られている。・・・
 懸念されるのは、国際市場における円の地位がこのまま低下を続けることだ。
 円の実力を示す実質実効為替レートは、約50年ぶりの低水準となっている。対外的な購買力が低下したことを意味し、ピークだった1990年代半ばの半分以下だ。
 過去の危機では、安全資産として円が買われる「有事の円買い」が起きた。だが、今回はそうした動きも見られない。
 円安がさらに進んでも、打つ手は限られる。異次元緩和の手じまいが容易ではないからだ。
 日本の経済運営の脆弱(ぜいじゃく)さが、有事で浮き彫りとなった。それが、円安がもたらすデメリットへの不安を高めているのではないか。
 政府・日銀は、円安頼みを続けてきた政策の問題点を今こそ直視すべきだ。2022/3/28
https://mainichi.jp/articles/20220328/ddm/005/070/012000c
 
<日銀は庶民が苦しむ円安政策をすぐ変更すべきだ・今や円安は日本経済にとって明らかにマイナス>・2022/03/31・小幡 績 : 慶應義塾大学大学院准教授・https://toyokeizai.net/articles/-/577543
 
<国家は通貨下落で破綻するー日銀の容認で現実化する円暴落の悪夢・中央銀行の最重要責務を放棄している>・2022.04.03・野口 悠紀雄一橋大学名誉教授・https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93883

<有事の円は今や昔、安全逃避先としての魅力喪失・8年前のウクライナ有事とは様変わりの円急落>・ブルームバーグ 2022/04/04 ・https://toyokeizai.net/articles/-/578916

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