MENU

毎日社説:「ウクライナ侵攻 露の非人道的行為 国際法廷を機能させる時」

<毎日社説:「ウクライナ侵攻 露の非人道的行為 国際法廷を機能させる時」>
国際法廷で,戦争犯罪、プーチンを裁くこと,私も反対はしません。しかし、それで,プーチンのウクライナ侵攻やめさせることはできません,残念ながら。
毎日新聞社殿、対ロシア、日本の経済制裁は十分ですか。EUの,対ロシア、経済制裁は十分ですか。アジア諸国、対ロシア、経済制裁は十分ですか。
米国やNATOは武力介入すべきと考えませんか,毎日新聞社殿。

<毎日社説:「ウクライナ侵攻 露の非人道的行為 国際法廷を機能させる時」>
 ウクライナに侵攻したロシア軍の非人道的行為が目に余る。戦時国際法を踏みにじるものだ。・・・
 ウクライナによる提訴を受け、国際司法裁判所(ICJ)は、ロシアに軍事行動の即時停止を命じた。ロシアは国際司法の判断に従うべきである。
 日本を含む40以上の国がロシアの戦争犯罪を裁くよう、国際刑事裁判所(ICC)に求めた。
 123カ国・地域が加盟するICCは戦争犯罪などに関わった個人を裁く。前線の兵士も訴追対象となる。命令に従っただけだという抗弁は受け入れられない。
 ICCの検察組織はウクライナで証拠収集を始めた。捕虜となったロシア軍兵士の供述などに加え、市民が撮影した攻撃の様子も貴重な証拠になり得る。
 プーチン氏が違法な攻撃を命じたと見なされれば、ICCから逮捕状が出されることが想定される。その場合、加盟国を訪問した時に逮捕される可能性がある。
 国家間の紛争は、武力でなく外交や司法によって解決する。第二次世界大戦の反省を踏まえた戦後秩序の大原則だ。国際法廷はそれを支える存在である。
 ウクライナへの侵攻をやめさせ、ロシアの責任を明確にしなければならない。そのために、国際法廷の機能を最大限に発揮させることが必要である。 2022/3/21
https://mainichi.jp/articles/20220321/ddm/005/070/015000c

  • URLをコピーしました!
目次