* 「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略 (東京堂出版・小泉 悠 (著))
ロシアの対外政策を、その特殊な主権観を分析しながら読み解く。今やロシアの勢力圏は旧ソ連諸国、中東、東アジア、そして北極圏へと張り巡らされているが、その狙いはどこにあるのか。北方領土問題のゆくえは。蜜月を迎える中露関係をどう読むか。ウクライナ、グルジア(ジョージア)、バルト三国など、旧ソ連諸国との戦略的関係は。中東政策にみるロシアの野望とは。
ロシアの秩序観を知り、国際社会の新たな構図を理解するのに最適の書。北方領土の軍事的価値にも言及。第41回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞作品。
* プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア((東京堂出版・小泉 悠 (著)))
<ウクライナ危機:三浦瑠麗氏が読むロシアの地政学 瓦解する「帝国」とあいまいな国境・書評『「帝国」ロシアの地政学』小泉悠著>
2022.3.18・三浦 瑠麗・国際政治学者、山猫総合研究所代表
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/031700281/