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毎日社説:「新興企業の資金調達 大きく育てる仕組みこそ」

<毎日社説:「新興企業の資金調達 大きく育てる仕組みこそ」>
そもそも、公開に先立ち、一部投資家に株を売る、このこと自体の見直しが必要なのではないか。
あくまで、上場に際しては「公開価格」ではなく「参考価格」を示し、後は市場にまかせたら???

<毎日社説:「新興企業の資金調達 大きく育てる仕組みこそ」>
 いくら優れたアイデアがあっても、元手がなければ実を結ばない。新興企業の資金調達を支援する仕組みの拡充が不可欠だ。
 新規上場時の株価が企業に不利な形で決められている可能性がある。公正取引委員会による調査で指摘された。
 上場に先立ち一部投資家に株を売る際の「公開価格」が割安に設定されているとの懸念だ。企業の調達資金はこの価格で決まる。・・・・
 4月から東京証券取引所が再編され、新興市場は「グロース」に衣替えする。上場数ばかりを追うのではなく、世界に通用する企業を育てる場にすべきだ。年金基金や保険会社などの機関投資家も技術を目利きする力を高め、存在感を発揮してもらいたい。
 日本では大企業がスポンサーになるケースも多い。成功した新興企業が金融機関と連携してファンドを作り、若手経営者を支援する動きもある。調達手段の多様化は、起業に追い風となる。
 米国では、1990年代以降に創業した企業が株式時価総額の上位に並ぶ。志を持った起業家を育てる仕組みを整えなければ、日本経済は活力を取り戻せない。・2022/2/28
https://mainichi.jp/articles/20220228/ddm/005/070/016000c

<“企業の成長か、個人投資家の保護か”IPO論争の決着は?>・3月2日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220302/k10013509301000.html?utm_int=tokushu-new_contents_list-items_002

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