カーボンニュートラルが盛り上がっているのは、EUだけ???
いや、馬鹿な日本のマスコミもカーボンニュートラルが盛り上がっている???
日本はもっと冷静に、カーボンニュートラルを。石炭火力も技術革新を図りながら継続を。
もちろん、カーボンニュートラルのために、全面的な原発再稼働を。
さらに新規原発、小型原発を全国展開。
<カーボンニュートラルは21世紀の三国同盟>
きのうの言論アリーナの山地憲治さん(RITE副理事長)の話で印象に残ったのは「カーボンニュートラルは本当に世界の潮流なのか」という話だ。地球温暖化が起こっていることは事実であり、何もしないと海面上昇や異常気象などの災害が増える可能性はあるが、それは世界のすべての国が何より優先すべきアジェンダなのか。
アメリカも中国も「2050年ゼロ」にはコミットしていない
実はカーボンニュートラルが盛り上がっているのは、EUだけである。アメリカのバイデン大統領は気候変動サミットで「2030年までにCO2排出50%削減」を約束したが、そういう法案が(共和党が半数を占める)議会で通る見通しはない。
中国の習近平国家主席は「2030年までにCO2排出量を減らす」と約束しただけだ。中国にとって最優先の課題は脱炭素ではなく、労働人口が減少する中で成長して政権を維持することだ。「2060年ゼロ」という約束は、そのときまで彼が国家主席でない限り無意味である。
パリ協定には法的拘束力がなく、「永久に1.5℃上昇に抑制する」というのは努力目標だが、今すでに産業革命から1.2℃上昇したので、実現は不可能である。「ゼロカーボン法」を制定した国はニュージーランドだけで、2050年までにGDPは20%下がるが、それによって地球の気温はまったく下がらない。 2021.06.12・池田 信夫
https://agora-web.jp/archives/2051828.html
<ウクライナ情勢で欧州はガスから石炭にシフト それでも主要供給元はロシアという皮肉>
欧州では、ロシアがウクライナに侵攻すれば米欧の制裁でロシアからの天然ガス供給が滞るとの不安が高まり、石炭を買い込む動きが拡大している。欧州向けの主要石炭供給国であるロシアは高笑いだ。
欧州連合(EU)は温室効果ガス排出量を2050年に実質ゼロにするとの目標を掲げ、化石燃料、特に石炭への依存からの脱却を目指している。しかし実際には昨年半ば以降、天然ガスから石炭への移行が進行している。・・・2022年2月7日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2022/02/post-98018.php