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三菱商事も困惑? 「風力発電業界」は国家窮乏策を望むのか

<三菱商事も困惑? 「風力発電業界」は国家窮乏策を望むのか>
風力発電だけではない、自然エネルギ発電、もっともっとコスト削減、急がねばならない。
<「再エネ100%」で電気代は4倍になる(アーカイブ記事)>

<三菱商事も困惑? 「風力発電業界」は国家窮乏策を望むのか>
 三菱商事は困惑しきりではないか。昨年末、秋田県および千葉県沖の3海域における洋上風力プロジェクトの入札で三菱商事を中心とするコンソーシアムが3海域すべて総取りで、しかも他の参加者の平均価格の半分程度という圧倒的な低価格で落札した一件である。
 低価格で落札したことは国民の電気料金負担を軽減するわけなので、本来称賛されるべきことだ。ところがこの三菱商事コンソーシアムの落札に対しては「風力発電業界」から異論が噴出しているという。三菱商事コンソーシアムによる価格破壊が事業の実施可能性、産業育成、立地地域の合意形成の面で問題が生じうるとして、今後の入札基準の見直しや審査評価の透明化、更には今回の三菱商事コンソーシアム落札の結果さえも政府は見直すべきとする論稿まである。
見直せば、アジア展開への狙いとは逆行・・・
現状は導入量もコストダウン目標も中国と圧倒的な差・・・
2022年2月14日・堀井伸浩 (九州大学経済学研究院准教授)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/25728
 
<洋上風力次戦、ENEOS参加か 三菱商事の価格破壊が波紋>
政府が進める洋上風力の公募・入札は先行3海域で三菱商事の企業連合が総取りした。次の関心は準備が進む他の18海域に移る。特に「次戦」はENEOSホールディングス(HD)や東京電力ホールディングスなどが名乗りを上げる可能性がある。三菱商事の勝因が「価格破壊」だったため、他陣営は戦略の見直しを迫られている。2022年1月24日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC053P30V00C22A1000000/
 
<なぜ三菱商事は一人勝ちできたのか…洋上風力発電で突然の価格破壊が起きた納得の理由・ライバル企業の株価は4分の1に>
秋田と千葉の3海域で始まる洋上風力発電で、いずれも三菱商事を中心とする企業グループが驚異的な安さで落札したことが話題を集めている。「EnergyShift」発行人の前田雄大さんは「『価格破壊』が起きた背景には、GEやアマゾンといった米国企業の存在がある」という——。・・・2022/02/16・前田 雄大・ https://president.jp/articles/-/54691
 
<「再エネ100%」で電気代は4倍になる(アーカイブ記事)>
いまだに「再エネは火力や原子力より安い」という誤った話が新聞の社説に出るので、昨年10月10日の記事を再掲します。
LNGの不足で電力危機がやって来る・・・・2022.02.13・池田 信夫
https://agora-web.jp/archives/2053434.html

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