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日経社説:「生殖医療の倫理課題直視を」

<日経社説:「生殖医療の倫理課題直視を」>
中国では人工子宮まで。
このまま生殖医療の技術が進展すれば、まさに人間のロボット化???
歯止めが必要だ、言うまでもない。

<日経社説:「生殖医療の倫理課題直視を」>
受精卵の染色体異常を調べるなど、遺伝子解析技術の生殖医療分野への応用が広がりだした。遺伝情報を改変するゲノム編集の研究も進む。生命の尊厳にかかわる倫理的な問題をはらむだけに、こうした技術の適切な使い方を広く議論する場が欠かせない。・・・2022年2月7日 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK147NP0U2A110C2000000/

* 生殖医療はヒトを幸せにするのか 生命倫理から考える (光文社新書・小林 亜津子 (著))
◎男女産み分けは親の身勝手?
◎死んだ夫の精子はいつまで使える?
◎凍結卵子は女性にとっての「お守り」?
◎遺伝子検査で受精卵を「選ぶ」時代はくる?
生殖補助医療(ART)がもたらす、新たなモラル・ジレンマに迫る
【内容紹介】
医療技術のサポートを受けて「子どもが欲しい」という希望をかなえようとする夫婦が急増している。卵子老化への恐れから、若いうちに卵子を凍結保存し「婚前卵活」するシングル女性も現れてきた。体外受精児の出生率も増え続けている。さらに「新型着床前診断」では、受精卵の染色体異常を調べて、健康に育ちうる胚だけを選ぶことが可能になった。
不妊の補助的な医療として始まった生殖医療=ART。その技術が、生命操作にまで介入しようとしている。これは、子孫繁栄という人類普遍のニーズに応える福音か。
それとも、不自然な欲望を掻き立て、新たな苦悩を与えるモラル・ジレンマの始まりなのだろうか――。生命倫理の視点から、私たちの人間観や家族観、親子関係に与える影響を考える。

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