<産経主張:「小林の金1号 祝福の姿に新時代をみる」>
スポーツの世界では、美しい風景は過去から度々、新時代と言うほどのことでもあるまい。
いずれにせよ、選手達は純粋に戦っている。しかし、オリンピック運営側の中国、いろいろと情けないことが多すぎる。
<産経主張:「北京冬季五輪 露骨な政治化が目に余る」>
<産経主張:「小林の金1号 祝福の姿に新時代をみる」>
北京冬季五輪のノルディックスキー、ジャンプ男子個人ノーマルヒルで小林陵侑(りょうゆう)が今大会の日本勢最初の金メダルを見事に獲得した。
スピードスケート女子1500メートルでも高木美帆が銀で続いた。
優勝した小林には兄の潤志郎ら日本選手に続いて各国選手も次々に駆け寄った。その光景に五輪の新たな時代の価値をみる。国境や民族を超えたアスリートとしての強い仲間意識が選手を支えている。・・・・
小林が金メダルを獲得した同じ6日、アイスホッケー女子の日本対中国の試合では場内を盛り上げるBGMとして「保衛黄河」という抗日歌が流れた。
これを報じた中国のニュースサイトの網易はBGMが「中国チームに声援を送った」と肯定的に伝えた。「保衛黄河」は1930年代の曲で、日本軍から黄河周辺の地域を防衛しようと呼び掛ける内容で知られる。
新型コロナ対策が徹底されているはずの観客席からは何度も「加油(頑張れ)」という声援の大合唱も聞かれた。
選手らがみせた美しい光景と比し、あまりに五輪の3つの価値からはほど遠い。運営側は大いに恥じ入るべきである。2022/2/8
https://www.sankei.com/article/20220208-EZCGL5TOLNOC3PXEZQP5YHURSY/?outputType=theme_beijing2022
<産経主張:「北京冬季五輪 露骨な政治化が目に余る」>・2022/2/9
https://www.sankei.com/article/20220209-BIFNDYJ5ONNGRH44252EVX3LEQ/?outputType=theme_beijing2022
<読売社説:「五輪日本好発進 大会の重苦しさ吹き払う活躍」>・2022/02/08
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220207-OYT1T50342/
<毎日社説:「北京冬季五輪あす開幕 調和の精神に立ち返る時」>・2022/2/3
https://mainichi.jp/articles/20220203/ddm/005/070/105000c