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産経主張:「競技場という遺産 スポーツ界は「価値」示せ」

<産経主張:「競技場という遺産 スポーツ界は「価値」示せ」>
日本のスポーツ界には産経新聞社が期待するような力はない。
「負の遺産」、問題を先送りして、いずれは税金で精算、それが目に見えます。

<産経主張:「競技場という遺産 スポーツ界は「価値」示せ」>
スタジアムや体育館などの競技施設には多額の維持費がかかる。収支を圧迫する事例も多い。
東京五輪・パラリンピックでは、1500億円余りを投じて改築された国立競技場のほか、東京都による6つの恒久施設も新設された。
世界の競技者たちが熱戦を繰り広げた、大会の「レガシー(遺産)」だ。感動と興奮の記憶をとどめるシンボルとして、人々に長く愛され、活用される施設へと育てたい。・・・
海の森水上競技場では、日本ボート協会が5月に全日本選手権を開くなど、令和4年度に6大会の開催が予定されている。東京アクアティクスセンターは、近隣の東京辰巳国際水泳場との役割分担が問われよう。一般開放を含め、幅広い視野で活用の方策を議論してもらいたい。
とりわけスポーツ界の責任は大きい。東京大会に向け、競技場の新設を声高に訴えてきたのはほかならぬ各競技団体だからだ。
自国開催の祭典は終わった。スポーツ界はメダル獲得以外の新たな価値を、レガシーの存在意義とともに発信してほしい。「負の遺産」としないためにも、運営に頰かむりすることは許されない。2021/12/28
https://www.sankei.com/article/20211228-PU67SDLKYZKFBEHT46MFAZSWVQ/

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