<朝日社説:「民主サミット 理念の復権へ課題多く」>
何を言いたいのかよくわかりませんこの社説。そもそも民主サミットそのものがよくわからないものなので、それも仕方がないのかも。
民主主義なのか、中国に対抗するためのものなのか???
<朝日社説:「民主サミット 理念の復権へ課題多く」>
東西冷戦が終わって30年。勝利した、とも評された「自由」や「民主主義」の言葉が、かつての輝きを失っている。
民主主義を装いつつ、これらの理念を顧みない権威主義国家が増えただけではない。米国をはじめ先進民主国でも、政治の機能不全が言われて久しい。・・・・
岸田首相は会合で、国際人権担当の首相補佐官の設置などをアピールしたが、女性の政治参加や在留外国人の人権など、日本が立ち遅れる重要課題を素通りしたのは残念だった。
近年、民主主義が後退した責任は、米国自身にもある。国内で深刻な党派対立や人種差別などを少しでも和らげ、多元的な自由と繁栄を両立する民主国家のモデルとして世界が認める道を歩んでもらいたい。2021年12月14日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15141838.html?iref=pc_rensai_long_16_article
* バイデンの光と影 (扶桑社BOOKS・エヴァン・オスノス (著))
日本にとってもバイデン政権誕生の意味は大きい。
強い日米関係を軸とするところはバイデン政権でも変わらない。中国の台頭、北朝鮮の核・ミサイル開発に代表されるように、日本をめぐる安全保障上の環境は安倍政権前よりもかなり悪化している。この中で、日米同盟をどう深化・進化させるかは日本側にとっても大きな課題である。(中略)
また、米中の「新冷戦」がさらに進展し、バイデン政権時の米中関係はさらに対立が激しくなる事態も予想される。米中関係を意識し、アメリカとの関係を考えないといけないという連立方程式の時代になっている。(中略)
中国の台頭という大きな変化の中でバイデン氏がどんなリーダーシップをとれるのか。
アメリカ大統領として、何を重視し、どういう選択をしていくのか、その価値判断の軸を知るために、本書は日本人にとっても重要な一冊になる。――本書より